円筒分水ライド! 岩手県奥州市「徳水園」 -自転車の旅

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 日本一の規模を誇る岩手県奥州市の円筒分水「徳水園」。
 うちからは最短ルートで片道70kmくらい、日帰りライドにちょうどいい距離感のはずだったのですが・・。

ルート

 「Ride with GPS」でルートを自動設定すると、ひたすら国道4号線を北上するルートが示されます。
 4号線は大型のトラックを含めて交通量が多くてけっこうストレスがかかります。
 遠回りだけど、できるだけ幹線道路から外れたルートを設定しよう・・と手動でルートを引き直し。片道90km・1000メートルアップになったけど・・、帰りは下り基調だし無理しなければ大丈夫でしょう。

往路

予定通り、30キロ休憩

 人並みの体力はあるけど、体重は人並み以上なので、登りに滅法弱い・・。
 一関あたりまでのアップダウンに加えて、その後徳水園まではほぼ登りっぱなし。
 だいたい30km~40kmの走行を目安に一回休憩、という初心者向けロングライドのセオリーを忠実にまもり、2回の休憩をはさむことにしました。
 とりあえず、走り出しで体力も十分だったけど、ルート上30キロあたりにあった「新田駅」で予定通り休憩・・といっても座る場所もなく、5分もたたずに再出発。

天気がよかったこの日、河原で気球をあげていました。
最初の休憩ポイント。ベンチさえなく、まったく休憩にならなかったけど。

道の駅平泉

 裏道を選択しても、一関周辺のアップダウンは避けられません。
 なんとか乗り越えて下り切り、平泉周辺に入ると急に平坦ルートに早変わり。また40キロ近く走ったので休憩。

 「黄金花咲く理想郷」とサブネームがついている、新しくきれいな道の駅です。
 一関から平泉にかけてはどこを通っても結構なアップダウン。4号線を北上するときも、峠を越えた先にあるこの道の駅、あるいは少し手前のコンビニで休憩しています。
 今回敢えて4号線を回避したので、4号線を走るのはこの道の駅から前沢あたりまでのわずか6キロほどだけ。本当は手前のコンビニでゆっくり補給食べ物を補給したかったけど、合流はコンビニを過ぎた先だったので、道の駅で休憩がてらゼリーだけで簡単な補給。
 帰り道にもよって、レジ脇に陳列されていた「りんごみるく」という、誰にでもおいしい手軽なお土産お菓子発見。(サクマの有名な三角形のキャンディ、いちごみるくのリンゴ版)帰りに買って帰ろう。

徳水園まで

 4号線をはずれて、徳水園のある山方面に向かいます。
 徳水園までは数回のダウンを織り交ぜつつの登り。長く登りが続くので結構きつく、予定外の小休憩を一度はさみ、とにかく無理せず進みました。
 ペースをまもって徳水園が面する397号線に合流してからのラスト3キロほど、道の両側には桜が植えられて満開~散り加減といった感じ。(4月下旬です)
 物好きにも自転車で訪れた僕を祝福している・・と勝手に思うことにしました。

 そしてゴールの徳水園は、「さくらまつり」の開催中!いつもは閑散としているのに、駐車場にはクルマがいっぱい、公園内には露店もでていてまさにお祭り。
 賑わいの中の徳水園というのもなかなか・・なんて思いつつ、露店で売っていた焼きそばと山菜おこわで大量にカロリー補給。
 好天に映える円筒分水をひとしきり見学もして、ゆっくり休んで元気一杯!

ちょうど桜まつりでにぎわっていました。
青空に映えて水がきれい!噴水もあがってます。
帰り道がなければ、ビール飲んで終了!したいのだけど。

復路

蛸の手分水工に立ち寄る

 順調にきたので、帰りの時間に少し余裕がでました。
 せっかくの機会なので、わずか数キロ離れた先にある「蛸の手分水工」にも立ち寄ることにしました。
 事前設定したルートからは外れるので、Googleマップでナビゲーションをセット。

 蛸の手分水工まではなだらかな下りで快適!
 到着すると、こちらも周囲に立派な公園が整備されていました。胆沢平野は円筒分水が整備されるまでの長い間、水争いが絶えなかった・・ということなので、これらの分水設備はとても大切にされているのでしょうね。

蛸の手分水工も、周囲がきれいな公園に整備されています。

 蛸の手分水工は地下に引き込まれた導水管から中央の円筒を通してサイフォンの原理で噴水させる、通常の円筒分水の構造にはなっていません。水路から流れ込む水を円筒上から直接取り込まれる形になっています。
 水面下に分水用の孔が空いていて、溢流用の円筒に水を分配していると思いますが、素人目には正面側の水圧が若干高くなってしまう?感じがしますね。
 そうはいっても、こちらも大規模な分水施設で近くに寄ってみることができて迫力があります。徳水園に来たらセットで見学したいスポットですね!

水路が中央の円筒に直接水を流し込んでいる、変わった構造。

思わぬルート間違い、Googleマップの罠

 さあ、あとは帰るのみ。天気はいいけれど、暗くなる前には帰りたいところ。
 時間は十分あるし、なにしろ帰りは下り基調だから、一関周辺のアップダウン以外はのんびり走れるはず。4号線を回避するためにRide with GPSのルート設定時にも中継地点に設定した「花泉駅」を目的地にセットして出発。

 しばらくはなにも考えずに走っていましたが、どうも来た時とは道が違うような・・。
 違和感を覚えつつも「まあ初めてのルートだし、行きと帰りで感じ方も変わるか」と、思考を停止して進み続けました。

 ようやく「この道違う」と認識したのは、平泉から一関への途中。来るときはずっと田んぼ道だったのに、帰りは延々と続く登り坂で、ようやく気が付きました。
 予定外に「蛸の手分水工」に立ち寄って、そこからGoogleマップルート設定を頼りにしたせいか、往路とは異なるルートが設定されてしまったようです。 
 かなり登ってしまっていたので、「さすがにもう登り切った感じだろう」と思い、戻らずにそのままGoogleマップの示すルートで帰ることに決定。しかしその後もしばらくはかなりの登りが延々と続き、予定外に体力を使ってしまいました。

 まだそれほど疲れを感じていたわけでもないので、気が緩んでいたんでしょうね。

 距離のロスはないけれど、ほぼ平坦で走れる区間を、斜度10%越えの厳しい道で200メートルほど登らされました。

サポーター擦れ

 ようやく予定外の登り区間をクリアしたものの、アクシデントが続きました。
 登っている間も感じていたけど、右腿がヒリヒリするような感覚から、次第に我慢できないくらい痛くなってきました。
 コンビニで休憩しつつ様子を見てみると、サポーター上部・膝上~腿にかけてひどい擦り傷になってしまっていました。

 膝に爆弾を抱えている僕は、自転車にのるときは必ず両足とも膝サポーターをするのですが、左足用は固定力が強い足先から通すタイプ、右足は少し弱い上下のマジックテープでとめる巻き付けタイプ
 弱い方の巻き付けタイプのサポーター、ずれやすいのかもしれませんね。
 その後は疲れに加えて、腿の擦り傷とも戦う羽目になってしまいました。

ちょっと分かりづらいですが、左右とも側面は擦れて爛れてしまっていました。

 後日両足とも足先から通すタイプにして、擦り傷ができることはなくなりました。
 自転車乗りの場合、上下マジックテープの巻き付けタイプのサポーターだと、ズレて擦り傷になる可能性がありますよ!と伝えたい。

伊豆沼公園

 距離的なロスはほとんどないものの予定外の登りを加えてしまってへとへと、腿の擦り傷も痛い。最後の休憩ポイントにしようと、伊豆沼公園でしばらく休憩・・。
 伊豆沼周辺はラムサール条約で保護され、冬場には白鳥やマガンなどの渡り鳥が大挙して飛来することで有名。見学施設などもあるようですがもはや疲れ果てていて、帰宅以外に使う体力はゼロ。
 親子連れがはしゃいでいる公園のベンチで、ぐったりしながらゼリーをすすり、あとひとふんばり(しないと帰れない!)、と気合をいれて出発。
 このあたり、いくらでも写真とれるスポットもあるのに、一気に疲れがきていて写真もなし。

無心の家路

 いやはや情けないことに本当に疲れ果ててしまい、最後の25キロほどは無心(というより抜け殻状態?)でこぎ続けました。
 これまでの1日の走行距離は最大で150キロほどで、獲得標高も1200メートルほど。
 それが今回は道を間違えて、距離は予定通り180キロほどとはいえ、獲得標高が2000メートル近くになってしまったのが誤算。
 往路は「疲れる前に休憩」を徹底したけど、疲れすぎると思考もおかしくなるのか、「疲れているけど早く帰りたいから進む」と考えてしまっていましたね。
 なんとか日暮れ前に家に到着できましたが、疲れの影響は翌日風邪をひくという形ではっきりと現れました。サポーターの擦り傷もあって、免疫力がすごく低下していたのかもしれませんね。

円筒分水ライドを終えて

 目的地があることはモチベーションになるし、その目的地に自転車で行くことで同時に達成感も得られていいですね!
 しかし自分の体力・体重では、150キロを超えるライドはよほど計画的にやらないと、大変な目に遭うことがわかりました。
 徳水園ライド、いずれまたやろうと思っています。帰り道を間違わないようにしっかり計画を組めば、今回ほどヘトヘトになるようなこともないでしょう。多少プレッシャーはあっても、4号線を往復すればだいぶ楽になるでしょうし。

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