標準タックルはこれで! -NZでフライフィッシング!

釣り
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 ニュージーランドで釣りをするにあたって、どんな道具で臨めばいいの?
 これは同じニュージーランドであっても、釣り場や釣り方などによって変わってくると思います。
 日本では#4ロッドで渓流の釣り上がりをしている僕が普段着感覚でニュージーランドの釣りをするには、以下のような道具立てでした。

釣りスタイル

 冒頭に少し書いたとおり、僕の日本での釣りスタイルは「渓流での釣り上がり」です。ニュージーランドでも魚のサイズこそ大きくなれ基本的な釣り方は変えておらず、あくまでそんな釣り方に合うタックル、といえると思います。

 トンガリロなどの大河川をメインに釣りをする場合や、湖でのストリーマーフィッシングをする場合など、釣り方によって道具立ても変わってきます。
 まあ僕は以下のタックルで、トンガリロやロトルア湖でも釣りしていたので、こだわりがなければあまりナーバスになる必要はないかもしれませんね。

ロッド

 9ft #6を使っています。初めて訪れたときは#5ロッドも持っていきましたが、一度も使いませんでした。

 ターゲットはアベレージサイズが45cm~50cmのワイルドなレインボートラウトとブラウントラウト。これらを相手に、ちょうどいい感じだったと思います。70cm近い大物に遭遇するとさすがに苦労しますが、なんとかなります。
 一日竿を振り続ける意味ではできれば軽い竿がいいと思いますが・・、9ft #6となるとどうしてもある程度の重さにはなってしまいますね。

 #5ロッドを使わなかった理由は、重いウェイト付きニンフを楽に振りたいからです。

リール

 ディスクドラグ付き、ラージアーバータイプ。
 ディスクドラグはほぼ必須といえるかと思います。日本の渓流釣りなら「リールは何でもOK」ですが、50cmオーバーの鱒相手ではリールのドラッグ性能も大切です。

 ラインを大きく引き出され、暴れまわる魚を取り込むのに巻き取りスピードも大事だったりするので、ラージアーバータイプが良いと思います。
 ちなみにハンドルは利き手側が絶対にいいです。巻き取りが素早くできる事と、サカナに走られたときに速やかにハンドルを離す必要があるからです。

ライン

フライライン

 WF6のフローティングラインです。

 釣りあがりならやはりフローティングラインがいいでしょう。湖でも大河川でも、なんとかなります。(無頓着すぎ?)
 色はグレーなどの目立たないものにしたほうが良いそうです。ちなみに僕はグレーかバックスキンカラーを使っています。物の本で読んで、目立たない色のラインしか使ったことがないので正確なことはわかりませんが、それなりにラインを出すケースが多いことやラインが太いことなどもあって、目立つカラーのラインでは水面でのインパクトが強いのかもしれませんね。

リーダー、ティペット

 リーダーは3x、9ftを主に使います。ティペットも3x。

 これに関しては、僕の釣り方は最善とは言えない気がします・・。
 釣りあがり時のリーダーシステムは、自分でも「何それ?」と思うほど短かったです。ときには全長で8ftくらいとか。

 なぜそんなことになっているかというと、重いウェイト入りニンフをドライフライ感覚で振り回すのに、リーダーは短いほど楽だから。
 釣果よりも、釣り人の快適性を重視した結果ですね。
 だからドライのときはリーダーは人並み?に長くして釣っていますよ。

フライ

 ニュージーランドでの釣り全体を通して、ニンフで釣ることが95%、ライズがある状況とイブニングをやるときだけドライでした。

ニンフ

 パターンには全くこだわらず、フェザントテイルとヘアーズイヤーの2パターンのみ。ビーズなどもつけないオーソドックスなものを使っています。

 浅い川を釣り上がるときはシングルフライ。
 #14の軽めのウェイト入りニンフを多用していました。

 水深のある川やポイントでは、トレーラーシステム。#8~#12の重いウェイト入りニンフの先に、ティペットを50cm~1mほど繋ぎ、食わせ用の小さいニンフを結びました。食わせ用ニンフのサイズは#14か#16のノンウェイト。
 ウェイト入りニンフは、NZでの釣りでとても重要ですね。場所によりますが、いち早く流れの底をとることで、面白いように大物が釣れたりします。(逆に沈められないと、全く相手にされなかったり)

 なぜ単なるウェイトをつけず、ウェイト入りニンフと喰わせ用ニンフのトレーラーシステムなのかというと、ニュージーランドの釣りのレギュレーションで、ウェイトを付けることが禁止されているからです。(ちょっと抜け穴的?)
 理由は定かでないのですが、おそらくウェイトの鉛が外れて川に残され、環境を害することかな・・と思っています。僕はやりませんが、現地で結構目にするのは「エッグフライとエッグフライのトレーラーシステム」。釣具店の完成フライでも、必ずエッグフライは置かれています。多分釣れるんでしょうねえ。

ドライ

 こちらもパターンは特にこだわらず、日本の春から夏にかけてのパターンを適当に使っていました。サイズは#14中心に、魚のサイズに合わせることもなく小さいもの。

 ニュージーランドの釣りとして、僕はシケーダ(蝉)の釣りに憧れていました。ぽっかり浮かせた大きなフライに水面を割って飛び出す巨大なレインボー!
ですがなかなかその状況にはめぐり合えないようです・・。

 ただ運よくめぐりあえた時のために、用意することは当然必要ですね。
タイイング時は日本の蝉を想像しないでください。NZの蝉は胴体が2cmたらずの小さなものが多いです。フックで言えば#8か#10程度。
 アブラゼミを模したフライではきっと釣れないと思います。

ランディングネット

 僕は「インスタネット」を使っています。
 使わないときにコンパクトになって非常に気に入っています。ですが大きな鱒をかけたときには、ランディングするのが結構難しいことがありました。

 持ち運びを気にしなければ、よりネット径が大きめのものが楽にランディングできると思いますけど、持ち運び性との両立は必須ですからね。

 ひとつ言えるのは、日本での釣りよりランディングネットは重要だということ。
25cmのイワナを相手にしていれば、まあネットはなくてもなんとかなったり、好みのデザインでネットも選べばいいと思います。
 ですがニュージーランドの釣りではそうはいきません。
 ネットがなければ速やかなランディングは不可能。ハンドランディングできるまで泳がせ疲れさせれば、魚はバテバテ。リリースしても酷いダメージを与えてしまいかねません。

まとめ

 一部だいぶ自己流なところがありましたが、ニュージーランドでの標準的なタックルはこのような感じです。
 中でも重要なのは、「竿やラインの番手」と「(状況によって)ウェイト入りニンフでしっかり沈めること」だと思います。
 これらのポイントを抑えて、ぜひチャレンジしてみてください!

 日本でドライ専門で釣りをする方には、「ニュージーランドでの釣りは95%がニンフ」と読んで、がっかりされたかもしれません。僕も初めて聞いたときはそうでした。でも実際に現地でニンフフィッシングをすると、そんなことはまるで気にならなくなると思います。
 日本の渓流釣りはいわば「掛けるまでの勝負」ですが、ニュージーランドの釣りはむしろ「掛けてからが勝負!」です。
 僕の場合はNZで最初の魚を掛けて、一気に走られラインを切られたその瞬間から、NZでの釣りの魅力に取り憑かれ、ドライとニンフの差はさして気にならなくなりました。
 また、ニンフフィッシングといってもサイトで狙えるケースが多く、ドライとかわらない爽快さが得られますからね。

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